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テレビ番組で、「テストステロンが低下するとEDの原因になる。」とのことで、男性ホルモン薬での治療法が紹介されていましたが、男性ホルモンは元々体内で作られるものなので、食事や運動で増加させることは可能でしょうか? |
男性ホルモンを増やす方法として、筋トレ、睡眠、牡蠣や玉ねぎを食べる、といったことがよく言われますが、どれも証明されたものではありません。
従って、ご質問への回答としては「男性ホルモンは医薬品から補充するのが効果的です。」となります。
精力減退やEDの症状を改善するには、男性ホルモン薬によるテストステロン補充療法が有効であることが医学的に証明されていますので、食事療法や運動療法にあまりこだわり過ぎないほうがよいと思われます。
実は、男性ホルモンの増加やその働きについては、医学的にもまだ分からないことが多く、「なぜ減るのか」「なぜ減らない人もいるのか」など、個人差が大きいため、食事療法や運動療法も確立されたものはありません。
ここで、用語を整理しておきたいと思いますが、男性ホルモン=テストステロンではなく、いくつか発見されている男性ホルモン(アンドロゲン)の中で、最も重要な働きをしている物質がテストステロンです。
医薬品には、経口投与においても肝臓で不活化されにくいメチルテストステロンが使われることがあります。
テストステロンは性機能だけでなく、骨、筋肉、発毛などに重要な役割を果たし、心臓病やうつ病にも関わっているとされます。
ご相談者様の仰るとおり、テストステロンは本来、体内で作られるわけですが、その原料となるのはコレステロールです。そう、とかく悪者扱いされるあのコレステロールです。
コレステロールはテストステロン以外の体内ホルモンの生成にも必須の物質で、私達の生命維持に深く関わっています。そのため、高コレステロールに気をつけながらも、適度な脂質を食事から摂ることはとても大切です。
また、テストステロンは95%以上が睾丸で作られるので、生殖器が正常な状態に維持されるよう、適度な運動をして下半身の血流を良くしておくことも大切です。
このような努力は、テストステロンに限らず、健康な身体でいるための基本ですから、食事、運動、睡眠のバランスが重要なのは言うまでもありません。 |
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